小学校低学年の算数学習で押さえたいポイント
今日は主に、「算数の学習」についての質問が多めでした!
小学校低学年の算数は、九九や筆算など基本的な計算力の土台を作る大切な時期です。
以下にまとめたので、参考にしてくださいね♫
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九九の覚え方
暗記だけでなく「仕組み」を理解する

2年生の九九の、学習の仕方を教えて下さい!



解説します!
- 九九は暗記が基本です。
- でも「かけざんの仕組み」を理解していると、文章問題や計算で応用が効きます。
- 数のまとまりやルールを頭にイメージできると、単なる呪文暗記になりません。


楽しく覚える工夫
- 暗記の際は、歌・ゲーム・ポスターなど楽しく覚えられる方法を取り入れると効果的です。
- 見えるところに九九のポスターを貼っておくと、自然に定着します。
↓こんなのおすすめです






指を使った計算について



まだ足し算引き算で指を使っています。これから10以上の計算やさくらんぼ計算も始まるので、不安です…



解説します!
低学年では、指を使って計算するのは自然な学習方法です。
無理にやめさせる必要はありませんが、
数字と指の結びつきが大切です。
- 指を使うのは低学年では自然です。無理にやめさせる必要はありません。
- 無理にやめさせることでそれがストレスになり算数が嫌いになってしまうことも…
- 「1から数えないと分からない」状態は注意が必要です。
- 指以外の具体物(おはじき、百玉そろばん、マグネット)での練習も有効です。


具体物を使った練習のメリット
具体物を使うことで、数字の概念を視覚的に理解できます。
特に繰り下がりや10の合成を意識させる際に効果的です。
↓こういう教材も効果的


繰り下がりのある筆算



繰り下がりの引き算を、理解はしているようですが、一の位をさらに引いたりして、ワケがわからなくなっているようです。何度も定着するしかないのでしょうか?



焦らなくて、大丈夫です!
焦らずステップごとに習得
- 忘れるのは普通です。焦らず、練習の積み重ねが大事です。
- ステップごとにやり方を紙に書き、見えるところに掲示すると効果的です。


ステップ例
- 計算する場所を確認します
- 10の位から借ります
- 一の位の計算をします
- 10の位の計算をします
学校の宿題以外にワークは必要か



学校の宿題以外に、やっぱりワークは必要ですか?



これは意見が分かれるところですが、
私の個人的な意見としては…
- 子どもの性格や学習意欲に応じて判断するのが良いのではないでしょうか。
- 宿題だけで十分な場合もありますし、補助教材(タブレットや市販ドリル)があると安心感があります。
- 無理やりやらせるより、本人と相談して、自発的に学習する習慣をつけることが大事です。
- 遊びとのバランスも重要です。
ちなみに小2の息子の場合、「進研ゼミ」のタブレット学習をやっています。
理由としては
- 本人がやりたいと言っているから
- 本人の性格的に、授業中しっかり話を聞けているか不安だから
今のところ、あまり本人の負担なく続けられています。
さくらんぼ計算(10の合成を使った計算)



1年生のさくらんぼ計算は「ブロック→指→暗記」
の順でいいですか?



解説します!
- 数字だけで理解できれば問題ありません。
- 迷う子はマグネットやおはじきで具体的に見せると効果的です。
- 10の合成(いくつといくつで10になるか)を意識する練習になります。
- 計算力の基礎作りとして非常に重要です。
⇩詳しくはこちらの記事もご覧ください
自主学習の宿題



3年生になり土日の宿題で自主学習が出るのですが、毎週大変です。ノートのきれいなまとめ方のコツはありますか?



解説します
- まずは「自分がやりたいと思ったことを一生懸命調べる」ことが優先です。
- ノートの見た目は二の次です。慣れてきたら整理の仕方を工夫するとよいです。
- 無理にきれいにまとめようとすると負担になるので、まずは内容重視です。
まとめ方のポイント
- 「調べようと思った理由」「動機」が大切
- 調べたことを、「文章」「図」「グラフ」「パソコン」「写真」など色々な方法でまとめてみよう
- 調べてみて「わかったこと」「気づいたこと」を書き出そう
- 「なぜ?と思ったこと」や「もっと調べてみたいこと」など
次の学習に生かせることを書き出そう
自主学習の効果
自主学習を通して、調べる力や考える力、表現する力が育ちます。
家庭でも子どもの興味に沿ったテーマを見つけて応援することが大切です。
まとめ
小学校低学年の算数学習では、
九九や繰り下がり筆算、指計算の活用、自主学習など
基本の土台作りが重要です。
家庭では無理に宿題やワークをやらせるより、
楽しく学べる工夫や本人の意欲を尊重することがポイントです。
遊びと学習のバランスを大切にしながら、
毎日の小さな積み重ねで算数力を伸ばしていきましょう!