11/8 インスタライブまとめ

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質問1 小3女子の全教科が苦手・やる気が低めな子への支援方法

小学校3年生は、学習内容が抽象的になり始め、つまずきやすい時期です。
子どもが前向きに取り組めるようにするには、

スモールステップで成功体験を積むことが効果的です。
1問できたら翌日は2問、といった小さな達成を積み重ね、自信を育てていきましょう。

支援のポイント

  • 「できた!」を可視化する(丸付けや表で見える化)
  • 1日の量を少なめに設定し、達成しやすくする
  • 文章問題などは“慣れ”を意識して繰り返す
  • 朝5分ドリルなどの短時間教材で「毎日続ける」習慣を作る

特に、低学年向けのドリル(例:「朝5分ドリル」影山先生監修)は、3問構成で誤答復習欄や生活チェック欄があり、生活リズムの整えにも役立ちます。

宿泊行事への不安が強いときの関わり方

宿泊訓練や修学旅行など、家族と離れて泊まる行事は子どもにとって大きな挑戦です。
不安を感じるのは自然なことであり、焦らず丁寧に気持ちを受け止めることが第一歩です。

対応のステップ

  1. 不安を否定せず、「そう感じるんだね」と共感する
  2. 学校や担任に事前に相談し、適切な配慮をお願いする
  3. 上級生の楽しかった体験談を聞かせ、前向きなイメージを持たせる
  4. どうしても苦痛が強い場合は、無理に参加させず本人の心の安心を優先

行事への参加は、本人の成長段階に合わせて考えることが大切です。

計算の基礎忘れ(繰り上がり・繰り下がり・九九)の復習法

一度できていたことも、時間がたつと忘れてしまうのが子どもです。
焦らず、短時間で・気軽に・生活の中に取り入れて復習するのがコツです。

家庭でできる工夫

  • 食事中やお風呂の時間に「暗算クイズ」
  • タブレット教材やプリントは「短時間+ご褒美」でモチベーション維持
  • 「なぜ復習するのか」を子どもと共有し、納得感を持たせる

また、漢字は「使う場を増やす」と定着しやすくなります。
週末の日記や作文で“習った漢字を必ず使う”ルールを作ると効果的です。

漢字の「右払い」がうまくできないとき

右払いが安定しない原因の多くは、鉛筆の持ち方にあります。
手首や指の力が入りすぎていると、払いの流れが止まってしまいます。

練習の工夫

  • 大きな紙に拡大して、腕全体を使って書く
  • 「止まったらスッと横へ抜く」と声かけをする
  • 成功した払いに丸をつけて、達成感を積み重ねる

小3から始まる習字では、筆を使って「筆圧の抜き」を体感できます。
鉛筆字の払いも自然と上達するケースが多いです。

文章問題が苦手な子へのアプローチ

文章問題が苦手な子は、読書が苦手だったり、文章の構造をつかむのが難しかったりします。
この時期はまだ抽象的な理解が発達途中なので、焦らず「慣れ」を優先しましょう。

練習のポイント

  • よく出る算数言葉(「合わせて」「ちがいは」など)を意識させる
  • 文章中の数字や算数語に〇をつけ、式を立てる手がかりにする
  • 音読を取り入れて、文章の流れを理解しやすくする
  • 正解したときにしっかり褒め、自信を持たせる

継続的な練習と肯定的なフィードバックが、文章問題克服のカギです。

国語で主語・述語を見つけるのが難しいとき

主語と述語の理解は、文の構造をつかむ第一歩です。
「主語=だれ・なにが」「述語=どうした・どうである」を意識して学習しましょう。

家庭でできる練習

  • 文を区切って読む(例:「お母さんが|スーパーに|買い物へ|行く」)
  • 「誰が?」「どうした?」と質問形式で考えさせる
  • 教科書の対応ワーク(例:「教科書ぴったりワーク」)を活用

この内容は小3〜小4で理解が深まるため、焦らず「概念をつかむ」段階を大切にします。

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まとめ

小3は、学習の壁を感じやすい時期です。
でも、焦らず「できた」を積み重ねていけば、必ず成長につながります。
家庭では、成功体験を言葉と形で伝えることが、やる気と自信を育てる最大のサポートです。

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